人材ビジネス用語集

LO活 ろーかつ

「LO活」とは、「LOCAL」と「就活」を掛け合わせた造語です。「ろーかつ」と読み、学生が行う地方企業への就職活動を指します。

詳しく解説

2015年7月、厚生労働省は、地方自治体などとの連携による地方人材還流促進事業「LO活プロジェクト」を開始しました。同プロジェクトは首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)と近畿圏(大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀)の大学に通う学生などを対象としたもので、地方への就職活動をサポートする取り組みです。全国に存在するハローワークのネットワークを活用し、学生と地方企業とのマッチングを図っています。

地方創生を背景に開始された「LO活プロジェクト」
大都市圏の学生の地方就職を支援する

LO活プロジェクトでは、厚生労働省が民間事業者に委託する形で、以下の事業が展開されています。

1)地方人材還流促進協議会(総会・意見交換会)の設置
厚生労働省や自治体、大学などをメンバーとし、LO活プロジェクトの運営・情報交換・事例共有を実施。

2)地方への人材の送り出し事業
大学生向けのセミナー・集団相談会・個別相談などを実施するほか、パンフレットやハンドブックといった地方就職に関する周知資料の作成・配布を実施。また、自治体イベントなどとの連携も図る。

3)生活情報などの地方への就職に役立つ情報を収集・提供
Webサイト「LO活」を開設。地方での就職を考えている学生などに対し、就職支援や合同説明会などに関する自治体情報、各地方自治体の優良企業の情報、その他LO活に関するお役立ち情報などを提供。また、FacebookやTwitterなどのSNSも開設。

4)「移住・交流情報ガーデン」における職業相談・職業紹介
地方への移住に関する情報提供・相談支援の窓口として機能している「移住・交流情報ガーデン」で情報収集・提供を行うほか、学生向け職業相談などを実施。

LO活プロジェクト推進の背景

LO活プロジェクトが推進されている背景には、第2次安倍内閣が掲げる「地方創生」の存在があります。これは、人材の東京一極集中による地方の衰退や、地方労働者の高齢化に伴う後継者問題などの是正を目的とする政策です。
大都市圏から地方への人材還流を促進するLO活プロジェクトも、その動きの1つに位置付けられるといえます。

2015年度よりスタートしたこの事業は、2016年度も引き継がれることとなりました。前年度は主に大卒新卒者向けに実施されていましたが、東京圏と近畿圏に居住する学生を含むおおむね35歳未満の若者への支援にまで拡大されています。東京・大阪圏の大学に通う地方出身学生の約半数が『就職に伴う地方への移住も考えている』と回答するなど、LO活への注目は年々高まっていると見られます。

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