人材ビジネス用語集

リーマン・ショック りーまん・しょっく

「リーマン・ショック」とは、アメリカの投資銀行の経営破綻によって起こった世界的な金融危機です。別名「リーマン・クライシス」ともいいます。

詳しく解説

2008年9月15日、当時アメリカで第4位を誇っていた投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻を発表。世界の金融市場が大打撃を受け、日本株価にも大きな影響を与えました。日本では採用活動を縮小する企業が次々と現れ、就職活動が難航。この就職難は「就職氷河期の再来」ともいわれました。

不景気、派遣切り……
リーマン・ショックが日本に与えた影響

リーマン・ショックとは世界金融危機の一つで、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけに発生しました。

事の発端は、アメリカのサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)にあります。
多くの低所得者が借り入れたサブプライムローンですが、ほとんどの人は返済能力がなく、ローンが焦げ付き株価は大暴落。リーマン・ブラザーズは多額の借金を背負います。負債総額は64兆円ともいわれ、そのあまりにも膨大な額にどの金融機関も買収を見送り。最後の頼みの綱と思われていた合衆国政府との交渉も頓挫し、リーマン・ブラザーズは倒産。サブプライムローンに関わっていた金融機関を伝って金融・経済危機は世界中へ広がりました。

サブプライムローンに手を出していた日本の金融機関は少なかったため、当初日本への影響は小さいと推測されていました。しかし、多くの投機マネーが日本円を買い求めて超円高状態に陥ります。日本の株価も大きな影響を受け、日経平均株価が4年ほど低迷を続けました。

採用市場への影響

リーマン・ショックは金融市場だけでなく採用市場にも大きな影響を与えています。
リーマン・ショック後の2010年~2013年頃は、新卒・中途採用ともに市場が縮小し、競争が激化。就職活動は困難を極めました。さらに製造業を中心とした雇い止めが横行し、「派遣切り」は社会問題にも発展しました。

リーマン・ショックの影響は落ち着き、景気は緩やかな回復傾向にあるものの、人材採用には慎重な企業が未だに多いのが現状です。

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